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'''ASAHIネット'''(アサヒネット)は、「株式会社[[朝日ネット]] (ASAHI Net, Inc.)」が運営する[[インターネットサービスプロバイダ]]である。
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<nowiki>'''ASAHIネット'''(アサヒネット)は、「株式会社[[朝日ネット]] (ASAHI Net, Inc.)」が運営する[[インターネットサービスプロバイダ]]である。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[朝日新聞社]]発行の[[パソコン雑誌]]「[[ASAHIパソコン]]」の読者向け[[パソコン通信]]サービス「'''ASAHIパソコンネット'''」として[[1988年]]に運営が開始されたのが始まりで、その後[[1990年]]に[[トランスコスモス]]との共同出資で専業運営会社「株式会社アトソン」を設立、[[1993年]]にサービス名を「ASAHIネット」に改称した。[[2000年]]、アトソンの役員・社員がすべての自社株式を取得して朝日新聞社、トランスコスモスから独立([[マネジメント・バイ・アウト]])、[[2001年]]に社名を「朝日ネット」に変更した。[[2006年]][[11月24日]]、[[東京証券取引所]]第二部に上場を承認され、同年[[12月26日]]に上場した。
 
[[朝日新聞社]]発行の[[パソコン雑誌]]「[[ASAHIパソコン]]」の読者向け[[パソコン通信]]サービス「'''ASAHIパソコンネット'''」として[[1988年]]に運営が開始されたのが始まりで、その後[[1990年]]に[[トランスコスモス]]との共同出資で専業運営会社「株式会社アトソン」を設立、[[1993年]]にサービス名を「ASAHIネット」に改称した。[[2000年]]、アトソンの役員・社員がすべての自社株式を取得して朝日新聞社、トランスコスモスから独立([[マネジメント・バイ・アウト]])、[[2001年]]に社名を「朝日ネット」に変更した。[[2006年]][[11月24日]]、[[東京証券取引所]]第二部に上場を承認され、同年[[12月26日]]に上場した。

2015年7月11日 (土) 22:33時点における版

'''ASAHIネット'''(アサヒネット)は、「株式会社[[朝日ネット]] (ASAHI Net, Inc.)」が運営する[[インターネットサービスプロバイダ]]である。 == 概要 == [[朝日新聞社]]発行の[[パソコン雑誌]]「[[ASAHIパソコン]]」の読者向け[[パソコン通信]]サービス「'''ASAHIパソコンネット'''」として[[1988年]]に運営が開始されたのが始まりで、その後[[1990年]]に[[トランスコスモス]]との共同出資で専業運営会社「株式会社アトソン」を設立、[[1993年]]にサービス名を「ASAHIネット」に改称した。[[2000年]]、アトソンの役員・社員がすべての自社株式を取得して朝日新聞社、トランスコスモスから独立([[マネジメント・バイ・アウト]])、[[2001年]]に社名を「朝日ネット」に変更した。[[2006年]][[11月24日]]、[[東京証券取引所]]第二部に上場を承認され、同年[[12月26日]]に上場した。 パソコン通信時代には、「交流と創造」を理念としてサービスを展開、他のパソコン通信サービスには見られなかった最大のポイントとして、掲示板や会議室、[[チャット]]など全てにおいて会員の実名(本名)が明示される点であったといえよう。また[[筒井康隆]]による[[朝日新聞]]朝刊連載小説「[[朝のガスパール]]」に連動した会議室『電脳筒井線』を運営、さらにパソコン通信上で作品を募集し、選考結果もパソコン通信上で公開する『パスカル短篇文学新人賞』も開催するなど、「文学に強いネット」というイメージもあった。また、[[日本IBM]]などによるパソコン通信サービス「[[フジテレビフューチャネット|People]]」との相互接続サービスも行っていた。 [[1994年]]にインターネット接続サービスを開始、早い時期からのサービス展開と豊富なサービス内容から評価を得る事になる。[[1995年]]からはISP業務を開始、ISPとしては低価格かつ評価が高い部類に入る。また早期から企業・団体向け[[ホームページ]]サービス「MMJP」を開始するなど、先進的な面も持っている。 上記の面に加え、「月額料金」、「回線の安定性」、「回線の速度」、「提供サービス全般」等が多くのユーザーに評価され、「日経パソコン(2006年12月22日号)」誌上で発表された「1万2000人が選ぶプロバイダーランキング2006」において、2年連続して総合1位の評価を獲得している。「日経ネットナビ」や「日経クリック」でのプロバイダー実力ランキングを含めると、通算7回総合1位を獲得した実績をあわせ持つ。 ==パスカル短篇文学新人賞 == (ぱすかるたんぺんぶんがくしんじんしょう) ASAHIネット主催の文学賞。応募から選考に至るすべてをパソコン通信でやりとり、公開するという試みであった。 ===受賞者=== * 第1回 1994年度 [[川上弘美]]『神様』 * 第2回 1995年度 [[丸川雄一]]『ライプニッツ・ドリーム』 * 第3回 1996年度 [[岡本賢一]]『父の背中』 === 選考委員 === * 第1回 [[井上ひさし]]、[[小林恭二]]、[[筒井康隆]] * 第2回 [[荻野アンナ]]、[[小林恭二]]、[[筒井康隆]]、[[堀晃]] * 第3回 [[薄井ゆうじ]]、[[小林恭二]]、[[佐藤亜紀]]、[[筒井康隆]]、[[堀晃]] === 関連書籍 === 『パスカルへの道』(1994年、ASAHIネット) :第1回パスカル短篇文学新人賞に関するアンソロジー == 外部リンク == * [http://asahi-net.jp/ ASAHIネット] {{Wikipedia/Ja}} {{DEFAULTSORT:あさひねつと}} [[Category:日本のインターネットサービスプロバイダ]] [[Category:パソコン通信]]